ビングループ、人工呼吸器2種を5月中旬に初出荷

地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)は28日、自社製造の気管切開下陽圧換気(TPPV)向けの人工呼吸器2種を5月15日に初めて出荷することを明らかにしました。

 同社が人工呼吸器の生産計画を発表してから3週間で発売準備が完了しました。

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 同社が出荷する人工呼吸器は「VFS-410」と「VFS-510」の2種で、米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)や同国の大手医療機器メーカーであるメドトロニック社(Medtronic)との協力により製造されました。現地調達率は70%に上ります。

 保健省の代表は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による肺炎が世界的に蔓延する中、VICが人工呼吸器の生産に成功したことにより人工呼吸器の価格が安定するほか、ベトナムで国産の人工呼吸器を自主的に調達できるようになると期待を寄せました。


杉山弘幸

HUTECH国際教育学院

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