ネットメロンが新型コロナで価格暴落、前年の半額に

これまで高級果物としてスーパーマーケットや青果店のみで取り扱われてきたネットメロンが、ここ2週間ほどはホーチミン市内の通りの歩道に積まれ、前年の半額相当で販売されており、過去最安値を記録しました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で消費需要が落ち込んだことが背景にあります。

 市内のゴーバップ区ファンバンチー(Phan Van Tri)通りやビンタイン区ディエンビエンフー(Dien Bien Phu)通り、トゥードゥック区ファムバンドン(Pham Van Dong)通りの歩道で販売されているネットメロンの価格は1kg1万5000~5万VND(約69~230円)にとどまります。売り手によると、販売価格がこのような割安な水準に下落したのは今年が初めてだということです。

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 東南部地方バリア・ブンタウ省や同ドンナイ省では以前、多くの世帯がネットメロン栽培により高収入を得ていましたが、今年は価格が暴落し損失を被っています。このことから、省は関連当局と協力し、メロン栽培農家支援のため消費を強化するよう尽力しています。

 

杉山弘幸

HUTECH国際教育学院

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